海の向こうを歩いてみよう

小さい頃、童謡『海』が好きでした。大人になり 〜行ってみたいな よその国〜 の願望を叶えるため、国外を中心に各地を歩いた旅行記です。    過去の旅も含めて、気まぐれなタイミングで更新しています。

カテゴリ: バス旅で行くトルコ旅行記&ちょこっとドバイ2012 9月

市場の中を歩いていたら、手招きしている店員さんと目線があった。何か買わされちゃうだろうか。少し警戒しながらお店に近づく。「どこから来たの」「これ食べてみなよ」「アンカラ城にはもう行ったのかい?」マシンガンのように繰り出される試食品と言葉…。そして、何一つ ...

カッパドキアの朝は早い。5時前には各宿泊施設に迎えが来て、観光客を乗せた車が次々と出発していく。みんな日の出に合わせて空からカッパドキアを眺める気球ツアーに参加する人たち。お財布の中身と相談した結果、参加を諦めた僕は、ギョレメの町が一望できる丘に登り、下界 ...

景色を見て、鳥肌が立つほど圧倒されたのは、初めてかもしれない。『ウチヒサル』の大きな巨岩の横を通過したとき。朝日を背に浮かんだ気球を眺めたとき。一人きりでカッパドキアの大地の中を歩いたとき。言葉で言い尽くせないほどの興奮を与えてくれた2日間は、これからたく ...

写真の補正や映像の編集が容易になった現在、行ってみたいと思った場所に足を運んでみると、期待ハズレと感じてしまう場所が増えたように思う。そして、その傾向は『絶景』と呼ばれる場所ほど多い…。そんな、"行ってみたらガッカリした世界遺産”の代表格として、よく名前が ...

イスタンブールを出発したバスはショートカットをするため、マルマラ海を渡るフェリーへ乗客ごと乗り込むという斬新な方法を使いつつ、トルコ第三の都市イズミールまでやってきた。ここで半分近くの乗客が下車すると、車内はノンビリとした空気が漂い、ローカル路線バスに乗 ...

『オトガル』『オトビュス』『セルヴィス』これは、トルコでバス旅をするときに覚えておいたほうが良い言葉。路線網は多く、サービスも抜群。しかも、安く移動でき、夜行便を使えば宿泊代まで浮いてしまう。そんな、旅行者の強い味方がオトビュス=トルコの長距離バスだ。イ ...

スィルケジ駅からトラムに乗って、終点のカバタシュ駅で降りる。目の前は海。背後に崖が迫る終着駅は車の交通量こそ多いものの、繁華街とはお世辞にも言えない。地下ケーブルカーへの乗り換え口も申し訳程度の目立たないものだった。しかし、地下ケーブルカー『フニキュレル ...

トラムが通過するときの『カンカン、カンカン』という鐘のような音。ボスポラス海峡を渡る船から聞こえてくる汽笛。そして、1日に5回、モスクから流れるアザーンの大音量。アジアとヨーロッパの架け橋、イスタンブールは、様々な音色が市中に響き渡る街なのだ。イスタンブー ...

成田空港の搭乗口66番に着いた時から予感があった。黒基調のジャージに『IRAQ』のイニシャル。乗り込む飛行機はドバイ行き。そして、昨日、埼玉スタジアムでは、サッカー日本代表がワールドカップ最終予選を戦っていた…。"きっと来る"願望が確信に変わったとき、サッカーの ...

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